新しく家を建てたりリフォームしたりする上で、ランドリールームを設置したいという人が増えています。
しかし、ランドリールームを取り入れて失敗した・後悔しているという声や「正直いらなかった」という声も少なくありません。
そこで、今回はランドリールームでよくある失敗例をまとめました。
確認しておくことで失敗を防ぐことができますので、ぜひ参考にしてください。
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ランドリールームの後悔・失敗例一覧まとめ
ランドリールームを取り入れた人の失敗例を、利用者の声とともにまとめました。
さまざまな失敗例に目を通しておくことで、後悔しやすいポイントを避けられる可能性が高まります。
失敗例一覧
- 湿気やカビが生えてしまった
- 臭いが部屋に充満
- 洗濯物の乾きが遅い
- 狭くて使えなかった
- 洗面所がとても狭くなった
- そもそもいらなかった
- 2階に設置して失敗した
- 送風機はいらなかった
- 作業台はいらなかった
- 一人作業していると寂しい
1.湿気やカビが生えてしまった
日当たりや通気性への配慮をせずに設置してしまったので、室内干しの洗濯物が湿気臭くなったり、部屋にカビが生えてしまいました。湿気対策をしなかった事に後悔しています。
湿気やカビが生えてしまうというのはよくある失敗です。
あらかじめ湿気対策をふまえて設計するのが理想ですが、あとからでも除湿機を設置するなど工夫をすることは可能です。
2.臭いが部屋に充満
部屋干しするときに目立たないようにすべく、ランドリールームを設置しました。しかし乾燥するまでニオイが部屋に充満し、予算の都合から収納できるスペースを設けなかったことで湿気から身を守れない悪い配置となってしまいました。
ランドリールームは臭いにも注意しなければなりません。
どうしても換気ができない場合は、扇風機やサーキュレーターを使って部屋全体の空気を循環させるとよいでしょう。
脱臭効果のあるオゾン発生器を利用するのもおすすめです。
3.洗濯物の乾きが遅い
洗濯物の乾きが遅く、結局ランドリールームに洗濯物を干すことがなくなりました。
部屋の換気をしたり、室内乾燥器を使ったりしなければ、外に干すよりも自然に洗濯物が乾きにくいです。そのため、乾きにくい時は洗濯乾燥機を使った方が早い。
ランドリールームだと洗濯物の乾きが遅いという声は多いです。
ある程度、他で干したり洗濯乾燥機にかけてから干すなどする方が効率的といえるかもしれません。
4.狭くて使えなかった
やはり狭いランドリールームだとスペースが限られてしまい正直使えないですし、湿気も溜まりやすくて不便でした。
狭いと利便性をあまり感じられない。
5.洗面所が狭くなった
洗面脱衣所と兼用のランドリールームでしたが、洗面所が狭くなりストレスでした。
洗面脱衣室と兼用していますがとても手狭になりました。室内干し用のラックを使うと大人が立って歩けなくなってしまいました。
6.そもそもいらなかった
ランドリールームは洗濯機と洗濯ものを入れるかごを置くだけで、水回り洗剤の置き場所になっています。ランドリールームは外へ洗濯物を干してはいけないマンションなどには必要ですが、戸建て住宅には必要ないと思います。
家族の希望でランドリールームを一階に作りましたが、結局は二階のベランダで洗濯物を干してそのまましまってばかりなので、ランドリールームを独立して作る必要も無かった。
そもそもいらなかったという声はよく見られます。
ランドリールームを検討する場合は、「ランドリールームが絶対に必要な理由」を考えたうえで、本当に必要かよく検討した方がよいでしょう。
「便利そう」「憧れる」といった理由で設置するのはおすすめできません。
7.2階に設置して失敗した
ランドリールームは日当たりがよく風通しのいい場所がいいとのことで2階に設置したが、洗濯機置き場を1階に設置したため、洗濯物を干すために階段の登り下りをする必要があり、地味にしんどい。
8.送風機(壁付)はいらなかった
ランドリールームを作って概ね満足はしていますが、これは要らないな〜、とつくづく思うのが「送風機(壁付)」でした。
お風呂場が乾燥室の機能も持っているのに、ただでさえ手狭な脱衣スペース(洗濯機設置、天井から吊り下げ式のランドリーバーあり)まであれこれと機械を設置することはなかったな…とこの点だけ後悔です。
9.作業台はいらなかった
ランドリールームにアイロンがかけれるように作業台も作りました。しかし、作業台を出すと 洗濯物を干すスペースが狭くなり結局、今はアイロンは別の部屋でしています。出した状態でも洗濯物が邪魔にならないようにスペースを確保したり、位置を考えればと後悔しています。
10.一人作業していると寂しい
ランドリールームで一人で作業している時、寂しい感じがします。家族のいるところで作業した方が楽しいです。
「畳むのもアイロンも居間でテレビを見ながらやる」というスタイルでやってきたので、正直今さら「ランドリールームで洗濯関係だけをやる」という気になれない。
全体のまとめ
湿気や臭いについては事前に対策できるといえますが、対策できないものについては充分な注意が必要でしょう。
ただ、さまざまな失敗に目を通しておけばそれらを避けられるはずです。
ランドリルームはいらなかった?アンケート結果
当サイトでランドリールームを導入した人を対象として、「ランドリールームはいらなかったか?」アンケートを行いました。
アンケート結果
- 必要だった:約2割
- いらなかった:約8割
ランドリールームは洗う、干す、取り込む、アイロン、畳む、しまうが一室でできるため、かなり便利といわれますが、実際に取り入れて必要性を感じていない人が多いことが分かります。
実際の口コミでも「必要なかった」という声は目立ちました。
家の状況や立地、事前の対策によって満足度は変わってくると思われますが、ランドリールームを取り入れる場合は本当に必要か、きちんと検討した方がよいでしょう。
ランドリールームの後悔しないためのポイント3つ
ランドリールームで後悔しないためには、すでに失敗している人から学ぶのが一番です。
ここでは多くの失敗例から、後悔しないためのポイントを整理しました。
後悔しないポイント
- 湿気対策を万全にする
- 広さに充分注意する
- 本当に必要かシミュレーションする
(1) 湿気対策を万全にする
ランドリールームは湿気がたまりやすくなるため、あらかじめ「通気性が良い」「日当たりが良い」間取りに配置するか、湿気対策アイテムを揃えておきましょう。
間取りで対処できない場合、除湿機を置いたり、エアコンを取りつけてドライ設定するのが一般的です。
(2) 広さに充分注意する
ランドリールームがあることで他のスペースが狭くなりストレスという声や、狭いと使えないという声がよく出ています。
基本的に居住空間に余裕がある場合やどうしても必要な場合のみ、ランドリールームを取り入れるのが望ましいでしょう。
その上で、ランドリールームのスペースは確保しつつ、他のスペースを圧迫しないように設計をすることが失敗しないポイントになります。
(3) 本当に必要かシミュレーションする
ランドリールームに憧れていたものの、実際はいらなかったという声は多くあります。
漠然としたイメージや憧れではなく、ランドリールームを使う必然性がある場合に取り入れれば後悔することはないでしょう。
必然性がある場合
- 手間や時間を短縮したい
- 外に洗濯物が干せない
- 外に干したくない
例えば、忙しい生活を送っていて手間や時間を短縮させたい人、洗濯物が干せない又は外に干したくないという場合はランドリールームを取り入れる必然性があります。
このように本当に必要かどうかシミュレーションしてから、設置するか決めるとよいでしょう。
ランドリールームの失敗・後悔一覧まとめ
あらためて失敗例をまとめると以下の通りです。
失敗例一覧
- 湿気やカビが生えてしまった
- 臭いが部屋に充満
- 洗濯物の乾きが遅い
- 狭いと使えなかった
- 洗面所がとても狭くなった
- そもそもいらなかった
- 2階に設置して失敗した
- 送風機はいらなかった
- 作業台はいらなかった
- 一人作業していると寂しい
個人差はありますが、後悔しやすいポイントがあるので要注意。
自分にとって本当に必要か、よく検討してから取り入れるとよいでしょう。
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