近年、人気のウォークインクローゼットですが取り入れて後悔しているという声も少なくありません。
特に扉なしウォークインクローゼットに関して失敗したという声は多いです。
憧れてはいたものの、いざ使うとイメージと違うことがよくあります。
このページでは扉あり・なしに分けて、失敗例15選を口コミと共にまとめました。
ウォークインクローゼットとは?メリットをチェック
ウォークインクローゼット(WIC)とは、広々とした収納スペースを備えた大型のクローゼットまたは小部屋のことです。
「ウォークイン」は歩いて入れるという意味で、中に入って品物を見ることができる程度の広さと高さを備えているのが特徴。
床から天井までの大きなスペースに、棚やハンガーなどの収納家具を設置して、衣類やシューズ、小物などを管理するのに最適です。
内装を変えて使い勝手を改善できるため、棚やハンガー、収納ボックスなどの家具を購入して、収納の仕方を変えるることもできます。
ウォークインクローゼットのメリット
メリット
- 衣類をまとめて管理できる
- 洋服と小物を一ヶ所に収納できる
- 探し物がしやすい
- 出かける際の準備がしやすい
- 衣替えの必要がない
- リッチな気分が味わえる
次からは「扉あり」「扉なし」に分けて失敗例をご紹介します。
【扉あり】ウォークインクローゼットの後悔一覧
ウォークインクローゼット(WCL)を取り入れた人の声をご紹介していきます。
よくある後悔している点について、一覧にしてまとめました。
扉ありWCLの後悔まとめ
- 換気扇をつけるべきだった
- 窓は不要だった
- 無駄なスペースが増加
- 物置化してしまった
- 収納棚タイプで失敗
- 整理や掃除が手間
- 他の部屋が狭くなった
以下、口コミとともに「扉ありタイプのウォークインクローゼット」の失敗例を見ていきましょう。
【後悔1】換気扇をつけるべきだった
とにかく湿気がたまりやすいため、換気扇はつけておくべきでした。
カビや臭い対策にもなります。
【後悔2】窓は不要だった
服が日焼けしてしまうので、ウォークインクローゼットに窓は不要でした。
保存の観点からもおすすめしません。
【後悔3】無駄なスペースが増加
歩くスペースがもったいなかった。狭い家がウォークインクローゼットをつけることによりより狭く感じるようになってしまった。
三方収納できて、プライベート空間な感じは気に入っているが、真ん中のウォークの部分のスペースがもったいないなと感じます。
もう少し狭くして部屋のスペースを広くしても良かった。
衣類を目に見える形で管理できて良いが、肝心の居住スペースが少し狭くなり、クローゼット内も中途半端なデッドスペースが生まれてしまいました。
【後悔4】物置化してしまった
どうしても空白があるものだから、なんだかんだと置いてしまいます。
すると入りづらくなってしまって、外から取りやすい場所に衣類を置くようになって、こうなると物置でよかったなと思いました。
【後悔5】収納タイプで失敗
ハンガーのタイプは場所を取らないので良いと思ったのですが、収納棚タイプにしてしまったために場所ばかり取ってしまって部屋が狭くなってしまった。
思いのほか収納できる量がなさすぎて、結局稼動スペースに積み上げて収納する羽目になり物置状態に。
【後悔6】整理や掃除が手間
人が出入りするスペースなので頻繁にそうじをしなければなりません。
ちゃんと整理しておかないと詰め込みがちになり、物が雑多に溢れかえってしまいかえってごちゃごちゃになるので注意が必要。
ホコリや髪の毛が落ちたりもするので掃除も必要になります。
【後悔7】他の部屋が狭くなってしまった
少し富裕層の気分を味わえます。
ですが歩く部分がある分、他の部屋が少しずつ狭くなってしまったので、ウォークインクローゼットをなくして部屋を広く使った方が良いと感じました。
設置するためには広いスペースの確保が必要なので、他の部屋が狭く感じるようになってしまう。
【扉あり】ウォークインクロゼットの後悔ポイント
ウォークインクローゼットは便利でも、後悔しているという声が目立ちました。
注意点をまとめると以下のとおりです。
- 事前の設計段階で窓や換気扇の有無を検討する
- スペースの限られた家の場合は狭くなる恐れあり
- 整理整頓できないと機能を失う
後悔しないためにはあらかじめ緻密な設計と、導入後の生活をイメージしておくことが大切となります。
【扉なし】ウォークインクローゼットの後悔一覧
扉なしウォークインクローゼットを取り入れた人の声をご紹介していきます。
よく後悔している点について、一覧にしてまとめました。
扉なしWCLの後悔まとめ
- 整理が必要になった
- ほこりがたまりやすくなった
- 来客時に見えてしまう
- 仕切りがある方がよかった
- 冬場や春先が寒い
- 光熱費が余分に必要になった
- 住んでみると不便
- デメリットの方が上だった
以下、口コミとともに「扉なしウォークインクローゼット」の失敗例を見ていきます。
【後悔1】整理が必要になった
扉なしウォークインクローゼットの後悔
生活していくうちにものが多くなってきて物置のようになり、扉はあったほうが良いと思いました。
衣服の出し入れが簡単で便利ですが、クローゼットの中が見えているので、クローゼット内をいつも整理しておく必要を感じます。
知人を家に招いた時に整理整頓ができていない様子を見られてしまう。
【後悔2】ほこりがたまりやすくなった
扉なしウォークインクローゼットの後悔
扉がないと、とにかく埃が溜まりやすい。
部屋の奥にあり、人の通りが多いわけでもないのですが、空気の流れで端に埃が集まるんだと思います。そして日焼けします。
埃が溜まりやすいところが後悔している点です。
扉がない分、扉付きのクローゼットに比べると埃をかぶりやすいです。
ほこりが入りやすかったりニオイがつきやすいのが難点。
【後悔3】来客時に見えてしまう
扉なしウォークインクローゼットの後悔
人が来たときに隠すことができずに丸見えになってしまうのはデメリット。
扉がないのできちんと収納しないと来客などがあると、見えてしまうことがある。
【後悔4】仕切りがある方がよかった
扉なしウォークインクローゼットの後悔
扉がないので、境界線が明確でない。
そのために、部屋の方まで余計に衣類を置きがちになってしまう。
仕切りの機能がない状態のため、虫とかが侵入したり、季節によりますが収納している服とかに影響が出てしまうことがあります。
【後悔5】冬場や春先が寒い
扉なしウォークインクローゼットの後悔
冷え込みや寒さが強くなるエリアに住んでいるので、隙間風によって収納している服とかに影響が出てしまう。
【後悔6】光熱費が余分に必要になった
扉なしウォークインクローゼットの後悔
光熱費が余分に必要となってしまいました。
扉があった方が、冷やしたり温めたりしなくていいのでその分、失敗した。
【後悔7】住んでみると不便
扉なしウォークインクローゼットの後悔
最初は扉なしの方が、服を取り出すのにいちいち開け閉めしないから、便利かと思っておりました。
しかし、住んでみると、大量の服がごちゃごちゃしているクローゼットの中が見えるのは気になりました。最初から扉をつけておけば良かったと後悔しています。
【後悔8】デメリットが上だった
扉なしウォークインクローゼットの後悔
メリット、デメリット差し引きで、扉があった方が良かったと感じています。
【扉なし】ウォークインクロゼットのポイント
扉なしウォークインクローゼットは後悔している声が多く、メリット・デメリットを天瓶にかけて取り入れるか熟考することが大切です。
注意点をまとめると以下のとおりです。
- 細かく整理整頓や掃除が必要になる
- 来客時に見える恐れあり
- 不便に感じることが多い
ただし、よく挙がるデメリットは小まめな性格の人であれば対応できます。
自分自身の適性を把握しておくことで失敗は防げるでしょう。
ウォークインクローゼットで後悔した失敗まとめ
ウォークインクローゼットにはさまざまなメリットがあり、家をつくる際に検討する人もいると思います。
しかし、失敗しやすいポイントを知っておかないと、後で後悔することになりかねません。
理想の家づくりをするためにも今回の内容に目を通した上で、ウォークインクローゼットを取り入れるか検討して下さい。
ウォークインクローゼットの後悔ポイントは以下のとおりです。
【扉あり】ウォークインクローゼットの後悔一覧まとめ
扉ありWCLの後悔まとめ
- 換気扇をつければよかった
- 窓は不要だった
- 無駄なスペースが増えた
- 物置化してしまった
- 収納タイプにして失敗
- 整理や掃除が手間だった
- 他の部屋が狭くなった
【扉なし】ウォークインクローゼットの後悔一覧まとめ
扉なしのウォークインクローゼットの後悔ポイントは以下のとおりです。
扉なしWCLの後悔まとめ
- 整理整頓が必要になった
- ほこりがたまりやすくなった
- 来客時に見えてしまう
- 仕切りがある方がよかった
- 冬場や春先が寒くなった
- 光熱費が余分に必要になった
- 住んでみると不便だった
- デメリットが上だった
事前にデメリットを把握した上で、それでも大丈夫と思えるのであれば取り入れても後悔することはないでしょう。
ウォークインクローゼットで失敗しないために
ウォークインクロゼット(WIC)で失敗しないためのポイントは2つです。
- 沢山の失敗事例を見ておく
- 沢山の事例やカタログを見る
沢山の失敗事例を知っておく
あらかじめさまざまな失敗事例を見て対策をしておけば、ウォークインクローゼットを取り入れて後悔することはありません。
大切なのは他人の失敗や教訓を、自分に生かすことです。
本記事でご紹介した「失敗事例」に目を通しておけば問題ないでしょう。
沢山のカタログを見ておく
ウォークインクローゼットと一口にいっても、広さ・間取り・設計は違います。
そのため沢山の事例やカタログを見て、自分が理想とするWCTで生活するシミュレーションをしておくことも大切です。
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