このページでは戸建てでサンルームを取り入れたものの、「いらなかった」「後悔している」という人々の失敗談を一覧にしてまとめました。
サンルームにはメリット・デメリットがありますが、事前にあらゆるデメリットを把握しておけば、後悔することにはなりません。

私自身の経験も踏まえてご紹介します。
ハウスメーカーを比較するなら
大手「ライフルホームズ」では独自集計のもと、ハウスメーカーの人気カタログランキングを発表しています。
これにより優良なハウスメーカーを把握することが可能です。
その中で、自分が気になるメーカーにチェックを入れて無料の資料請求ができます。
まずは、人気のカタログを取り寄せて比べるのがおすすめです。
サンルームとは
サンルームとは、室内の光を最大限に活用して温室効果を得るためのスペースです。
ガラスで覆われるため、太陽の光を全面に取り込むことができ、冬場の霜降りや大雨などの天候の悪い日にも、室内で暖かく便利に楽しむことができます。
現在は、さまざまな用途で利用されるようになりました。
サンルームの用途
- 室内干しで利用する
- 明るく開放感がある空間を作る
- 断熱性能を高め、外気の侵入を抑える
- 家の断熱性が高める
- 花粉やPM2.5を寄せ付けない
- 子供やペットの遊び場で使う
- 増築より安く部屋が増やす
そんなサンルームですが、取り入れて後悔したという人もいますので、次項で失敗談を一覧にしてご紹介します。
サンルームの後悔・失敗談一覧
サンルームを取り入れて後悔したことについて、さまざまな失敗談の声を一覧にしてご紹介しています。
特によく挙がった失敗例を「9つ」口コミと一緒にまとめました。
【失敗1】とにかく日が暑い
・とにかく日が暑い。心地よいと感じる時期、時間帯は想像以上に短いです。
・確かに日当たりが良く冬でも暖かいが、夏は灼熱地獄だった。
【失敗2】洗濯を乾かす上で中途半端
・晴れている日はサンルームよりも外に干した方が乾くし、雨・雪・寒い日は、サンルームに入れるとむしろ乾かない。
・洗濯物を干せるのが良いと思ったのですが、結局晴れの日は外、雨の日は浴室乾燥を使用するためここに干すことはありませんでした。
【失敗3】無駄なスペースになりがち
・夏場には洗濯物を干す以外には使えることがない。
【失敗4】メンテナンスが面倒
劣化が早いですし、雨漏りをしたり修理をしたりなど、設置してまだそれほど経過している訳でもないのにメンテナンスをしなくてはいけません。
【失敗5】固定資産税がかかる
サンルームを設置するだけで税金が上がりましたし、仕方ないとは言えたったこれだけのスペースで税金が上がってしまうのは腑に落ちない部分があります。
また、思っていたよりもその税金が高かった。
【失敗6】掃除が大変
日当たりが良くて非常に明るいので、それだけゴミや窓などの汚れが目立ってしまいますし、気になるとどんどん気になって結局掃除ばかりをするようになっている。
【失敗7】外から見えてしまう
サンルームの開放感に惹かれていたものの、現実は外から丸見え。
奥まった土地でないと厳しいと思う。
【失敗8】雪で壊れてしまった
便利ですが、サンルームの屋根に雪が積もり、その雪の重さで屋根が落し潰されたような形になり、結局修理をしたり屋根を丈夫にしなくてはいけなかったので、その点は後悔しました。
【失敗9】他のスペースにすべきだった
・リフォームを期にサンルームから屋根付きウッドデッキに変更しました。
風通しも良くなり、家の中が涼しく、ウッドデッキでご飯なども食べれるのでサンルームは必要なかったと思います。
・使いにくい無駄なスペースになってしまったので、普通に部屋の一部にするかいっそ作らなければよかったと思いました。

全体としては、明らかに失敗したと感じる人は少ないですが、いらなかったと考える人は多いようです。
サンルームのメリット8選
サンルームのデメリットについてご紹介してきましたが、次にサンルームのメリットも確認しておきましょう。
デメリットとメリットを比べた上で、取り入れるか決めると良いでしょう。
【メリット1】室内干しに便利
サンルームは、雨の日など洗濯物を室内干しできとても便利です。スペースも確保でき、室内干しをする人は重宝するでしょう。
【メリット2】明るく開放感のある空間が作れる
自然の光がたっぷりと入るため、明るく開放的な空間をつくることができます。
【メリット3】家の断熱性が向上
サンルームがあると二重部屋となりますので、リビングなど内側の部屋の断熱性がアップします。
取り入れるだけで冷暖房効率が高まり、光熱費も安く抑えられます。
【メリット4】花粉やPM2.5を寄せ付けない
サンルームがあれば、花粉やPM2.5を寄せつけることなく洗濯物やお布団を干すことができます
【メリット5】子供やペットの遊び場で使える
天気や周りをきにせずお子様やペットを遊ばせる空間としても使えます。
【メリット6】増築より安く部屋が増やせる
増築と比べるとサンルームは安く・手軽に一部屋増やせます。
【メリット7】雪の多い地域で便利
冬には雪が多い地域ではありますが、そんな中でも天気が良い日には外に干すのと同様に乾かすことができ便利です。
【メリット8】自然を取り込める
太陽の光を取り込めるだけでなく、元々は植物を育てる温室のため、多肉・サボテン類は育てることができます。
室内を光と植物でいっぱいにして自然に囲まれた演出ができるのも魅力です。
サンルームはいらなかったと後悔しないためには?
サンルームを取り入れて後悔しないためには、事前にさまざまな失敗談に目を通した上で本当に必要か吟味しておく必要があるでしょう。
最大のメリットとされている「室内干し」に関しても、ドラム式の乾燥機付き洗濯機が登場したことで、サンルームで洗濯を乾かすメリットは薄れています。
人によってはメリットも大きい
家にサンルームがあると自然の明るく開放的な空間が手に入りますし、冬の寒さが厳しくなった日本では断熱性が高まるのもメリットです。
自然の光がたっぷりと入るのは魅力的であり、オシャレなサンルームの施工例を見ると気分も上がります。
スペースが限られる場合は無理にサンルームを作る必要はありません。
しかし、ある程度広さのある家なら検討してみる価値はあるでしょう。
失敗談ではサンルームはいらなかったという声が出ていますが、あくまでご自身のメリット・デメリットを比べて取り入れるか検討されるのがおすすめです。
サンルームがいらなかった・後悔している人の失敗談まとめ
サンルームがいらなかった・後悔している点についてまとめると以下の通りです。
サンルームの後悔まとめ
- とにかく暑い。夏は灼熱
- 洗濯物を乾かす上で中途半端
- 無駄なスペースになりがち
- メンテナンスが面倒
- 税金(固定資産税)がかかった
- 雪で壊れてしまった
- 汚れやほこりが目立つ
- 外から見えてしまう
- 他のスペースにすれば良かった
失敗談を見ることでさまざまなデメリットが浮き彫りとなりましたが、メリットもありますので、あくまで天瓶にかけて取り入れるか判断するのが良いでしょう。
全体のまとめ
- サンルームがいらなかったという声は多い
- その一方でメリットもある
- 必要かどうかは人それぞれ
- メリット・デメリットを比べて検討が吉
- 後から追加することもできる
- 増築するよりも安い
室内干しをしたいのであればドラム式洗濯機を利用するという手はあります。
しかし、サンルームには他にもさまざまなメリットがあるため、人によっては取り入れた方が満足する場合もあります。
後悔しないためにも、しっかりとシミュレーションしてから決めるようにしましょう。
【人気の関連記事】
-
-
やめた方がいいハウスメーカー8選!失敗した人の事例と共に解説
ハウスメーカーをしっかり吟味したつもりでも「失敗した」「落とし穴があった」という声が後を絶ちません。 このようなことが起こるのは、目先の利益を重視するメーカーも多いためです。 そこで「やめた方がいい住宅メーカー」「メーカー選びで気をつけるこ ...
続きを見る