なかなか人に聞きづらいVIO脱毛について、事前処理の剃り方やお手入れに便利なアイテムと、処理を行う場合の注意点をまとめました。
・事前処理はどこまでするのか
・事前処理の全剃りのチクチク対策
・初めての場合の剃り方
といった点について、どこよりも分かりやすく解説します。
これからVIO脱毛に挑戦したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
VIO脱毛をする前の事前処理はどこまでする?
事前処理については、男女ともに脱毛を受ける部分を電気シェーバー(カミソリも可)で2ミリ以内に短くしておくことが基本ルールです。
トゲトゲや剃り残しがあっても2ミリ以内に収まっていれば問題なく、ツルツルにする必要はないので安心して下さい。
2ミリ以下にできない場合も、事前にサロンやクリニックに伝えておけば、手の届かない範囲の剃り残しは、当日にスタッフが無料でシェービングしてもらえます。
VIO事前処理の全剃りのチクチク対策
(出典:https://www.amazon.co.jp/)
VIO脱毛における事前処理の全剃りのチクチク対策は、とてもシンプルです。
基本はカミソリではなく、電気シェーバーを使うこと。これだけでカミソリ負けせず、VIO脱毛を受けるまではチクチクを避けられます。
さらにチクチクさせたくない場合は、「T型」と「ネット型」の2つをかねそなえた電気シェーバーを用意しましょう。
「T型」は鋭いエッジがあるので太くて長いVラインに使用し、「ネット型」は網目構造のため短くてやわらかいI・Oラインや仕上げに使用します。
電気シェーバーを用意して、刃を使い分ければ全剃りでチクチクすることはありません。
電気シェーバーは、Amazonべストセラー1位の「ローズゴールド」の購入がおすすめですが、ご自宅にあるもので問題はありません。
VIO脱毛の事前処理のやり方!ケース別にご紹介
VIO脱毛の事前処理のやり方について、2つのケースに分けて紹介します。
- VIO脱毛で全剃りする場合
- VIO脱毛で毛を残したい場合
【VIO脱毛で全剃りする場合】必要なものとやり方
全剃りで必要なもの
- 眉毛カットバサミ
- LED付き鏡(LEDがなくてもOK)
- 電気シェーバー
- 化粧水(保湿)
VIO脱毛で全剃りする場合は、前日の自己処理でアンダーヘアのすべての毛を2ミリ以内に剃っておきます。
具体的な事前処理のやり方は以下のとおりです。
- VとI ラインの毛をまゆ切りハサミでカットする(最初は1.5cmが理想)
- ある程度短くなったら、電気シェーバーを使ってさらに短く剃る(2ミリ以内)
- Oラインの毛を電気シェーバーで剃る(2ミリ以内。Oラインは産毛に近いので最初から電気シェーバーを使う)
- 化粧水で保湿する
Iラインは見えにくいため、足を開いて床に座り鏡で確認しながら剃りましょう。
(出典:https://datsumo.ameba.jp/vio/first/)
Oラインは産毛のため最初から電気シェーバーを使います。
凹凸が多いため、空いた方の手で肌を引っ張って平らにしながら処理すると上手くいきます。おしりを床につけた状態だとやりにくいので、鏡を床においてまたぐようにしゃがむと良いでしょう。
(出典:https://www.s-b-c.net/)
最後にシェービング後は化粧水などで保湿をしてください。
【VIO脱毛で毛を残したい場合】必要なものとやり方
毛を残す場合に必要なもの
- Vラインプレート(水性ペンでも可)
- 眉毛カットハサミ
- LED付き鏡(LEDがなくてもOK)
- 電気シェーバー
- 化粧水(保湿剤)
※Vラインプレートは事前にサロンやクリニックにもらえる他、Amazonや楽天でも購入できます。
ここではVラインの一部の毛を残し、他の部分をシェービングしたい場合のやり方をご紹介します。
具体的な事前処理のやり方は以下のとおりです。
- VラインとIラインの毛をカットする。(最初は1.5cmが理想)
- Vラインプレートをあてて、プレートの外側を電気シェーバーで短く剃る。(2ミリ以内がベスト)
- Iラインの毛を、電気シェーバーで短く剃る((2ミリ以内)
- Oラインの毛を、電気シェーバーで短く剃る(2ミリ以内)
- 保湿ケアをする。
基本的には、VIO脱毛で全剃りする場合と同じですが、Vラインプレートを用意しておいて、プレートの外側だけを2ミリ以内に剃ります。
Vラインプレートがない場合は、形が分かるように水性ペンで印をつけましょう。
最後の保湿ケアは忘れずに。油分の多い保湿剤は毛穴が詰まったりトラブルの原因となので、さっぱりタイプの化粧水でアフターケアをしましょう。
事前処理の日程や時間帯はいつするのが正解?
ムダ毛の事前処理は、ゆっくりと時間が取れる1日~2日前の夜がおすすめです。
事前処理を行う日程の案内例として1~2日前をおすすめしているサロン・クリニックが多い傾向にあります。
逆に出かける直前にムダ毛の処理をするのはNGです。
全く毛がない状態になると、どの範囲にどれくらいの太さの毛が生えているか分からず、適切な機械や出力数を選べないことがあります。
VIO脱毛前の自己処理で注意すべきポイント
大事なポイントを4つまとめましたので、簡単に目をとおしておきましょう。
- 無理をせず手の届く範囲にとどめる
- 毛の流れと逆に剃らない
- 除毛クリームやカミソリはチクチクするのでなるべく使わない
- 毛抜きは使わない
無理はせず手の届く範囲にとどめる
怪我すると脱毛が難しくなりますので、事前処理は無理のない範囲にとどめましょう。
多くのサロンやクリニックでは、手の届く範囲で事前に毛を剃っていただくようにお願いすることがほとんどです。
手の届かない範囲の剃り残しは、当日にスタッフが無料でシェービングしてくれます。
事前に蒸しタオルを用意しておく
事前処理をする前に蒸しタオルを用意し、肌を温めておくとシェービングの時に毛がひっかかることなく、スムーズに処理しやすくなります。
蒸しタオルはお湯でタオルを濡らして、かるく電子レンジしてください。あとはデリケートゾーンに冷えるまで当てれば大丈夫です。
毛の流れと逆に剃らない
毛の流れに逆らう逆剃りは、皮膚を傷つけてしまうので禁止です。
剃るときは皮膚をおさえて引っ張りながら電気シェーバーで剃りましょう。
完璧に剃れなくても問題はありません。
カミソリはチクチクするので使わない
カミソリは、チクチクしたかゆみや、乾燥、色素沈着の原因になるので、なるべく電気シェーバーを使って自己処理しましょう。
除毛クリームも刺激が強いため、なるべき避けてください。
毛抜きは使わない
毛を抜いてしまうと、同時に毛根のメラニン色素も取り除いてしまいます。
毛根ごと抜くと脱毛レーザーを当てても反応せず、脱毛効果が半減してしまうので毛は抜かないようにしましょう。
まとめ
VIO脱毛の事前処理(自己処理)について、剃り方について解説しました。
基本は2ミリ以内に剃ることがポイントです。VIOはデリケートな部分なので、事前処理には十分に注意しましょう。
チクチクしないためには、電気シェーバーの使用がおすすめです。3,000円以内で売られるものも多く、一台あると何かと便利です。
肌トラブルを気にするためにも、毛の流れに沿って慎重に処理し、保湿ケアも忘れずに行いましょう。
VIO脱毛に挑戦したい方に、この記事が参考になれば幸いです。