メンズパーマの種類は多く、少しの違いで見た目の印象も異なります。
そのため美容院では失敗しない頼み方をしなければなりません。
初心者の方でも、ある程度はパーマの種類を把握しておく必要があるのです。
そこで本記事ではパーマの種類と、頼み方について解説していきます!
メンズパーマの仕組み
パーマとは数ヶ月崩れないように化学的な処理をすることです。
処理方法の種類ではストレートパーマや縮毛矯正が代表的です。
それ以外にも、コールドパーマ、デジタルパーマ、クリープパーマといったものがあり、それぞれの特徴を知っておくと便利です。
パーマは難易度が高く、男性でも美容院でお願いすることが基本となります。
男性のメンズパーマの種類を知っておこう!
メンズパーマは種類ごとに得意な処理方法があり、知っておけば失敗を防げます。
大きく分けて5つありますが、それぞれの特徴をざっと押さえておきましょう!
下記にまとめているので、チェックしてみて下さい。
1.ストレートパーマと縮毛矯正
ストレートパーマは髪の毛の癖を直し、パーマを直毛に直すこともできます。
縮毛矯正は地毛が真っ直ぐでない場合に、直毛にする方法です。
よって、地毛がカールしている人には縮毛矯正が向いていて、ストレートパーマだけでは取れやすい可能性があります。
2.コールドパーマ
ピンパーマやツイストパーマは、コールドパーマの一種です。
これは、濡れた状態ではパーマが残り、乾くとウェーブが緩くなるパーマになります。
スタイリングをする時にワックスをつければ、ベストなパーマ状態を保てます。
ピンパーマ
ベリーショートの場合にはピンパーマが良く、約5cmの長さからロッドを使わずにパーマをかけることができます。
ピンパーマは短髪の場合に適しているので、長さがあると重みで上手にかかりません。
特に前髪がおでこよりも長い人には向きません。
短髪の場合はピンパーマと覚えておくと良いでしょう。
ツイストパーマ
ツイストパーマは毛先に動きを持たせ、綺麗なシルエットを作ることができます。
ロッドではない細い棒で固定をしていきますが、その際にツイストと呼ばれるねじりを効かせるのが特徴です。
ツイストを強くすればするほど毛の動きを大きくしてウェーブがかかります。
ツイストパーマをする時には、理想のシルエットを伝えることが大事です。
また、髪の毛が傷んでいる状態では難しいことがあり注意しましょう。
3.スパイラルパーマ
スパイラルパーマは、ロッドに髪の毛を巻きつけてパーマ液をつける方法です。
ロッドの長さや大きさを変えれば、緩めからきつめまで自由自在に作れます。
髪の毛の長さが十分にある場合は、スパイラルパーマがおすすめです。
なお、ツイストスパイラルとは、ツイストとスパイラルの方法が合わさったパーマです。
髪の毛をねじりながらロッドに巻きつけていきます。
髪の毛全体の流れよりも、毛先の散らばりを楽しむパーマです。
4.デジタルパーマ
デジタルパーマは、通常のパーマに熱処理を加えた方法で、立体感やツヤを出せます。
デジタルパーマは縮毛矯正と併用でき、半年から1年程長持ちするパーマです。
ヘアスタイリングの時間もかからず、効率的なパーマと言えるでしょう。
しかし、落とす時には縮毛矯正が必要となり、ウェーブも中間から毛先までなので特徴を把握してからするといいかもしれません。
5.クリープパーマ
クリープパーマは、中間液の後に時間をかけてしっかりとパーマをする方法です。
ウェーブ効率が高い方法なので、ふんわりしたパーマにしたい場合はクリープパーマが良いでしょう。
初めてのメンズパーマの頼み方のコツ
美容院での頼み方のコツは、画像を見せて伝えることです。
初めてその美容院でパーマをかける時には、理想とする髪型のサンプル画像を探し、これと似たような雰囲気にしたいと伝えましょう。
画像は事前にホットペッパービューティーを参考にするのがおすすめ!
そうすれば、パーマ用語などが分からなくても問題ありません。
可能であれば、美容院に行く前に画像を用意しておきましょう。
初めてでも画像があれば失敗しない
メンズパーマをする時には、その種類によってコテやロッドなど器具が異なります。
画像で見れば美容師がイメージを把握し、パーマの方法も決めやすいのです。
また、パーマをかける人と美容師の最終的なイメージにズレが生じません。
さらに口頭で言う注文が減るので、施術時間も短くなります。
美容院での会話を苦手とする人には、画像で説明することがおすすめです。
難しい場合でも大丈夫!
髪の毛の質や量から判断して、そのようなパーマは難しいと教えてくれることもあります。
その場合は、美容師のアドバイスを聞けば自分に合うパーマを提案してくれます。
その意味では、第2候補まで自分がなりたいイメージを持っておくのがベストです。
メンズパーマの手入れ方法
メンズパーマをかけた後は、しっかりと手入れをすることも大切です。
パーマをかけた日から数日はシャンプーをせず、パーマ液が滲みこむようにします。
パーマ液はゆっくり空気中の酸素と反応してウェーブをかけていくので、数日は洗わないほうが良いのです。
その後は、パーマ専用のシャンプーやリンスを使えば、長持ちさせることができます。
洗髪後は髪の毛をしっかり乾かすこと!
洗髪後はしっかりと髪の毛を乾かすのも大切な手入れ方法の一つです。
濡れた状態が続くと、パーマ液が取れやすくなってしまいます。
よって、自然乾燥は避けるようにしましょう。
また、根元からふんわりさせるようにドライヤーをかけていきます。
クシで無理やりとかすと傷みの原因になるので、手で優しくとかすようにしましょう。
専用の美容液をつければ、傷みを予防しツヤ感などが出せますよ。
全体のまとめ
メンズパーマの種類をまとめると以下の通りになります。
ある程度知っておくと、美容院でのやりとりもスムーズになりますよ。
・髪の毛の癖を直したい → 縮毛矯正
・短髪の男性 → ピンパーマ
・長髪の男性 → スパイラルパーマ
・縮毛矯正と併用する場合 → デジタルパーマ
・ふんわりしたパーマにしたい → クリープパーマ
美容院での頼み方は、あらかじめ自分がイメージする画像を持っていくことに尽きます。
もし、難しいと言われた場合も、美容師さんと相談して新たなイメージを探しましょう。
このように男性のパーマと言っても難しいことはありません。
パーマ一つで見た目の印象が大きく変わるので、ぜひトライしてみて下さい。